よくある質問
神経処置したのに、痛みがあるのはなぜですか?
神経処置をした歯の根の先に膿が溜まって骨に炎症が起きてしまっていたり、残った歯が再感染を起こしてしまっている可能性などが考えられます。
根管治療後の「神経を取った歯」が痛む理由には、主に以下の3つが考えられます。
- 細菌性の膿の袋の形成と骨の炎症:
過去に神経を除去した歯の根の先端(骨側)に細菌性の膿の袋ができてしまい、骨が炎症を起こすことで痛みを感じることがあります。 - 外力による刺激の伝達:
歯に外力が加わることによって、歯を通して刺激が骨に伝わり、痛みを感じることがあります。 - 治療の再発(再感染):
根管治療は複雑で難易度が高い治療であり、日本の根管治療の再発率は50%と言われています。治療が完全に成功していなかったり、再び細菌感染が起こったりすると、治療後の歯であっても再び痛みが生じてしまいます。
もしも根管治療後に痛みが続く場合は、歯科医院にご相談ください。